2016年10月28日(金)放送、TBS系列「中居正広のキンスマスペシャル」
19時56分~21時57分


2015年、テレビ朝日の看板報道番組「報道ステーション」を降板したフリーアナウンサーの古舘伊知郎が出演。

古舘伊知郎がアナウンサーを目指すきっかけになった6歳上の姉・古舘恵美子さんが、37歳でがんを発病し、3回の手術と5年間の闘病生活を金スマで特集。当時の壮絶な闘病生活、姉の古舘恵美子さんとの約束、姉の死を振り返り、「しゃべることを辞めない」と誓った古舘伊知郎の心境を語る。


古舘伊知郎01


古舘伊知郎1954年12月7日東京生まれの現在61歳。
立教大学を卒業後、1977年テレビ朝日に入社したアナウンサー。プロレスの実況アナを担当し、言葉のいい回しがファンに好まれた。古舘伊知郎の才能は、実況アナウンサーとして開花。言葉の「マシンガントーク」の原点でもあり、最もイキイキした姿で実況して、プロレスファンは魅了された。

古舘伊知郎04

フリーになったからは、バラエティー番組やトーク番組の司会を務めながら、2004年4月5日から報道ステーションのキャスターを担当。偏った意見や上から目線のトークは、批判が多かったが、逆に視聴者の関心を集め、報道番組の中では高視聴率の番組に成長していった。

古舘伊知郎02


・報道ステーションでの古舘伊知郎


古舘伊知郎が報道ステーションになってから、「左寄り」に偏った意見、報道、印象を与える古舘キャスターの政府に批判的な発言、自らの持論を繰り返していた。


野党に肩入れしているような報道の仕方は、中立性が感じられなくなっていった。

テレビ朝日の親会社でもある朝日新聞の捏造騒動があったとき、報道ステーションでは「報道しない自由」を発動。約1ヶ月も経った後に、謝罪会見をとりあげ、古舘伊知郎は「(ねつ造の
)検証するために1ヶ月かかった」と番組内で釈明。

しかし、その内容はとても時間をかけて制作したとは思えないレベルのもの。その後、朝日の問題についてはまったく触れていないので、古舘伊知郎の報道ステーションは「自分たちに甘く、他人に対して厳しい」批判にもまったく説得力が感じられなくなっていった。



古舘伊知郎と報道ステーションの政治に関する考え方が一致していたか不明だが、12年間もキャスターを続けていたので、「考え方の方向性」は番組に寄り添った考え方だったとはいえる。


降板記者会見で「不自由な12年間だった」と吐露・古舘伊知郎は現在、フジテレビの新番組「フルタチさん」を11月から開始。フリーのキャスターとして喋ることを辞めない理由は、古舘伊知郎が31歳の時に亡くなった姉・古舘恵美子さんとの約束があったからだった。


古舘伊知郎03


・古舘恵美子さんの癌


私生活では1987年7月、JALの元客室乗務員だった一般女性と結婚。
姉である古舘恵美子さんは、すでにこの時、末期がんと闘っており、入退院を繰り返していた。日テレ「おしゃれイズム」「夜のヒットスタジオ」フジテレビのF1中継など、多くの番組に出演。人気キャスターになって多忙の中、何度も病院に足を運び、姉である古舘恵美子さんを献身的に看病した。




姉の古舘恵美子さん
古舘伊知郎04

80年代と現在での医療は、当時では考えられないほど急速に進歩している。



2、30年前のデータでは、癌を早期発見しても助からない事例が多くあった。
癌になれば約5割は亡くなってしまう「不治の病」とされていたが、現在では早期発見すればするほど、治すことが可能。

癌はステージという4段階に分かれており、現在の医学では、ステージ4という最悪な癌進行だったとしても、抗がん剤等の様々な延命方法を駆使できるようになっている。昔では、見捨てられた患者も「見捨てないケース」が増えており、これからも現在進行形で増えている。



しかし、癌という病気は遺伝子の病気

いわば人間が生きている宿命とも言うべき病気。残念ながら、人間が癌から完全に解放されることは、まったく見当もつかないこと。もし可能だとしても、何百年も先の未来の話になる。


古舘恵美子さんの癌は、発見されたがんを3回の切除手術を行ったが、そのたびに転移が見つかり、5年間の闘病生活の末に2人の子供を残して42歳で亡くなったという。古舘恵美子さんが亡くなった時期に、フジテレビ逸見政孝アナが自身の癌を記者会見で公表。


古舘伊知郎は、姉の長い闘病生活からいてもたってもいられなくなり、面識がないのにお悔やみの手紙を送ったそうだ。ここから2人の間に交流が生まれ、逸見が癌で闘病中の間、降板せざる得なかった「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」の司会を古舘伊知郎が代行している。
2012年5月28日には、母親も姉・古舘恵美子さんと同じ癌で亡くしている。


今夜の放送では、癌と闘った姉・古舘恵美子さんの闘病生活を振り返り、約束した当時の誓い、古舘伊知郎のキャスターとしての原点を振り返る。


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