陸王1
2017年12月24日(日)放送、TBS系列「緊急特別ドラマ企画「陸王」~最終章~
19時00分~21時00分








池井戸潤原作の小説ドラマ「陸王」が今夜最終回。



池井戸潤の下町ロケット、ルーズベルトゲーム、WOWOWの「あきらとアキラ」、ほとんどが逆境からの再生で作品の作り方に定評があり、扱うテーマの調査、研究はストイックに凄い。



とくに今回は大衆性も強く感じられる「陸王」は、主演の役所広司が喜怒哀楽の表情の変化豊か、風間俊介は心に染み透るような演技。話が甘く都合良すぎる部分はドラマなので演出はあるが、面白いと評判がいい。




今夜の「陸王」最終回に先駆け、「陸王」の面白さのモデルとなった実話についてネタバレしてみる。





■目次

「陸王」とは
陸王は実話?
「陸王」のモデルとなった「きねや足袋店」
「陸王」最終回のネタバレ
「陸王」相関図

「陸王」とは




陸王5


「陸王」(りくおう)は、池井戸潤による日本の小説。『小説すばる』(集英社)に2013年7月号から2015年4月号まで連載され、2016年7月10日に集英社から単行本が刊行された。

2017年10月期にTBS系でテレビドラマ化。



・あらすじ



埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」は創業から100年の歴史をもつ老舗だが、近年は業績が低迷し資金繰りに悩んでいる。そんなある日、四代目社長の宮沢紘一はこれまでの足袋製造の技術力を生かし、「裸足感覚」を取り入れたランニングシューズの開発を思いつき、社内にプロジェクトチームを立ち上げる。





会社の存続をかけて異業種に参入した「こはぜ屋」だったが、資金難、人材不足、大手スポーツメーカーの嫌がらせや思わぬトラブルなど様々な試練に直面する。宮沢たちは坂本や飯山の協力や有村や村野の助言を受けて、試行錯誤を続けながらランニングシューズの開発に邁進するのだった。





参照wiki





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陸王は実話?


陸王





原作者・池井戸潤の作品のほとんどは、自身の取材を元にモデルとなる会社や人物を取り上げ、それを小説にしている。





例えば、2016年に大ヒットした「下町ロケット」は、東京都大田区にある年商12億の「東京通信機材」が「34年前からロケットの部品を作っている」と取材で語っているので、おそらくこの会社をモデルしたといわれている。








ただし発注は企業秘密だったそうで、使用目的も秘密で発注しているそうだ。

立場としては「孫請け」で、佃製作所のように宇宙開発事業団の業務提携会社との直接取引ではない。その取材ではロケット部品関係製造の「孫請け」の会社は200社に及ぶと言っている。




なので、「下町ロケット」のようなキーテクノロジーシステムを請負っている中小企業は無いのが現実なのだが、部品を製造してる会社はいっぱい有ることはたしか。池井戸潤はそこから発想を膨らませ、佃製作所を想像したと推察できる。




ただし、「下町ロケット2ガウディ計画」は明確なモデルが有った。

平成19年に国立循環器センターで起きたエバハートという補助人工心臓装着者の死亡事故が起きており、その原因が補助人工心臓装着者にはしてはならない心臓マッサージを行ったと報道されている。




このニュースは「下町ロケット」が連載される1年前の事故なので、池井戸潤は明らかにこの報道に影響されて、作品を作っていることがわかる。



このように池井戸潤の作品は、実話にあるモデルを参考にして、そこから作品を作っているフィクションであるので、「現実っぽい」と評価が高いのかもしれない。




ちなみに「陸王」はオリジナルストーリーではあるが「モデル」となる会社や企業は存在する。




こはぜや(行田市)→きねや足袋(行田市)

陸王→無敵(MUTEKI)

アトランティス→アシックス

アトランティスの靴職人(シューフィッター)モデルは元アシックスの三村仁司氏


埼玉中央銀行→埼玉あさひ銀行(現:埼玉りそな銀行(りそな銀行傘下))

ダイワ食品の茂木裕人(竹内涼真)→SB食品の瀬古利彦

村野尊彦(市川右團次)→三村仁志

有村優(光石研)→吉野剛

アジア工業の毛塚直之(佐野岳)→旭化成の宗猛






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「陸王」のモデルとなった「きねや足袋店」




陸王3



テレビ東京「ガイアの夜明け」でも「陸王」のモデルとなった「きねや足袋店」が平成25年(2013年)に発売したランニング足袋「きねや無敵(MUTEKI)」モデルに対抗してナイキから新しいシューズの作成するようなことになったと番組で紹介されていたが、「陸王」は様々な実話が発想の源になっているオリジナル物語。







約5年くらい前に「ナイキ」のフリーというシューズから、「ベアフット」がブームになった時、その時に様々なメーカーから5本指だったり、足袋だったり、色んな形のシューズが発売されているが、今ではどこも風前の灯火だった。






しかし、「陸王」のドラマが放送されるようになり、ランナーの選手はミッドフット着地・走法を意識する方が増え、裸足でトレッドミルをしたときにかなり走りやすいことに再確認しだしている。ターサージャパンを履いているときの走りの感覚より、裸足に近いもっと早く走れる「感覚」をドラマでわかりやすく表現。






専門性が高く重厚な内容でありながら、話がわかりやすく、娯楽作品として面白く、力強く健康的で、しかも心に染みる内容になっている「陸王」のようなドラマは他では滅多にない。




俳優の役所広司、竹内涼真、はもとより、これまで、大根とか揶揄されてきた山﨑賢人にとっても他のキャストも「陸王」は代表作になるだろう。





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「陸王」最終回のネタバレ






テレビ情報誌の番組表によると、最終回は54分の通常編成(21:00~21:54)からの20分拡大版。


たた、放送枠拡大が決定されたということによる、「陸王」最終回が原作通りの展開になるか不明ではあるが、これまでの展開が原作に忠実なので、おそらく原作通りの展開になると予想される。






「陸王」のネタバレとしては、「こはぜ屋」買収をもくろむフェリックスの御園社長(松岡修造)だったが、買収の危機から「こはぜ屋」の暖簾と社員が守った宮沢(役所広司)。しかし、こはぜ屋の窮地は変わらないまま、大地(山﨑賢人)や飯山(寺尾聰)たちは、また一からシルクレイの売り込み先を探し、興味を持ってくれそうな企業を駆け回っていた。




一方、茂木選手(竹内涼真)は、再びアトランティスのサポート選手となり、RⅡを履くことを決意。




念願の豊橋国際マラソンに出場することが決定していた。

そんな茂木へ大地と村野(市川右團次)は、「ずっと茂木選手を応援している証に…」と最後の一足となった陸王を渡したいと、ダイワ食品の城戸監督(音尾琢真)に掛け合うが、城戸は茂木を悩ませるだけだと一蹴する。



茂木に自分たちの想いを届けることもできず、陸王開発再開のメドも立たず、八方ふさがりのこはぜ屋だったが、そんなある日、御園から宮沢へある提案が投げかけられる。





その提案とは、茂木が「陸王」でレースを優勝すること。

アトランティスの小原と佐山は、京浜国際マラソンで茂木は「R?」を履くと思い込んでいたが、茂木が選んだのは「陸王」だった。茂木は、苦しい現状に追い込まれている「こばせ屋」のためではなく、自分自身を裏切らないために「陸王」を選んだ。





「陸王」の売れなかったエピソードを見てわかる通り、「陸王」のデザイン、見た目があまりかっこいいわけではないし、履いてみたいと思えないほど。斬新というよりは古典的な足袋という履物との融合した特徴だったが、茂木はこの「陸王」を選んだ。




茂木は「陸王」を選んで出場し、前半ペースを抑えつつ、ラストにライバルであった毛塚を追い抜き優勝を果たす。





茂木が陸王を履いて優勝したことにより、世間で「陸王」が大注目され、問い合わせが殺到。倒産寸前のこはぜ屋の起死回生となって一気に業績を伸ばすことになる。そして、大地は就活辞めて「こはぜや」に入ることを宣言、宮沢社長も感涙。





その1か月後、アトランティスからは多くの選手が「こはぜ屋」にサポート打ち切りを申し出て、こばせ屋に移っていったことで倒産寸前。茂木は復帰レースで優勝したことにより、世界選手権を出場を目指している。




ドラマ「陸王」最終回の見どころは・・。


・茂木のモデルとなった瀬古利彦が大地(山崎賢人)が就職活動で最終面接に挑む会社「メトロ電業」企画部長の桐山役で登場

・こはぜ屋の再生


・アトランティスが倒産

・茂木が毛塚との勝負に完全勝利、マラソン大会優勝し、世界選手権出場を果たす





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「陸王」相関図



「陸王」相関図



 「こはせ屋」四代目社長
宮沢 紘一(役所広司)


「宮沢の長男」
宮沢 大地(山?賢人)
就職に失敗し、継ぎたくない家業を手伝いながら就活中。父親と度々衝突するが「陸王」のソールに使う「シルクレイ」の生産を任される。


「係長のヤス」
安田 利充(内村遥)


「縫製課」
仲下 美咲(吉谷彩子)
水原 米子(春やすこ)
西井 冨久子(正司照枝)
橋井 美子(上村依子)
正岡 あけみ(阿川佐和子)

「経理のゲンさん」
富島 玄三(志賀廣太郎)
先代社長から経理だった。新規事業に厳しく意見するが会社を守りたい気持ちは宮沢社長と同じ。

宮沢の家族
「長女」宮沢 茜(上白石萌音)
「紘一の嫁」宮沢 美枝子(檀ふみ)




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