ディアトロフ峠事件 真相 ネタバレ (2)
2020年11月4日(水) 放送、フジテレビ系「世界の何だコレ!?ミステリーSP」
19時00分~21時00分






1959年ロシアのとある雪山で、登山チームの男女9名が謎の死を遂げたディアトロフ峠事件の真相を特集。

この事件は、雪崩説、UFO説、イエティ説、ロシアの兵器実験説など色んな説があるが、UFOやイエティは、都市伝説級の話で理由としては薄いので
ロシアの実験説が一番濃厚とされていた。



しかし、今年7月、長年にわたり様々な憶測を呼んできたこの事件に新展開が判明。事件を再調査していたロシア検察が、ある結論を発表した。




今回は、放送に先駆け、ディアトロフ峠事件の真相をネタバレしてみた。




■目次

ディアトロフ峠事件とは
ディアトロフ峠事件を題材とした映画
ディアトロフ峠事件の都市伝説
ディアトロフ峠事件の真相ネタバレ

ディアトロフ峠事件とは


ディアトロフ峠事件 真相 ネタバレ (1)

ディアトロフ峠事件とは、1959年2月2日の夜、当時のソ連領ウラル山脈北部でスノートレッキングをしていた男女9人が不可解な死を遂げたことで知られる事件である。




事件があった峠は一行のリーダーであったイーゴリ・ディアトロフの名前から、ディアトロフ峠と呼ばれるようになった。



当時の調査では、一行は摂氏マイナス30度の極寒の中、テントを内側から引き裂いて裸足で外に飛び出したとされた。現場は争った形跡はなかったが、頭蓋骨骨折が見られ肋骨を損傷していた。 さらに何人かの犠牲者の衣服から、高い線量の放射能が検出。 事件は人里から隔絶した山奥で発生し、生還者も存在しないため未だに全容が解明されず、不明な点が残されている。



参照wiki



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ディアトロフ峠事件を題材とした映画




ディアトロフ峠事件 真相 ネタバレ (2)


ディアトロフ峠事件の多くの謎が呼んでいる原因は、実際に遺体から放射能が検出されたことにより、当時のソ連が何かの兵器を開発しているのでは?とか、この事故に旧ソ連兵が関わっているんじゃないか?とか、様々な陰謀説が語られている。





ディアトロフ峠事件を題材とした「ディアトロフ インシデント」という映画では、ファウンド・フッテージと言うドキュメンタリー風(「この映画は「実話です」と表記されているが、実際はドキュメンタリーではない)表現手法で撮られていて、アンビリバボーな体験をするストーリーとなっている。




作中では、2012年アメリカの大学生5人が、1959年に旧ソ連のディアトロフ峠で起きた謎の遭難事件の調査に出向くところで始まり、最後に大学生のうち2名がタイムスリップして1959年の現地の住人に発見されるという展開。



大学生たちは2012年のディアトロフ峠に向かって山中を進み始めてすぐに、自覚しないまま1959年、遭難事件から数日後(ディアトロフ一行の遺体発見から1~2日後)にタイムスリップしている。




最初のタイムスリップで過去に移動し、遭難して信号弾を発射。
学生はカメラを持ったまま施設に入り、そこで同じカメラを発見。学生はビデオカメラを持ったまま二度目のタイムスリップ。タイムスリップ先はディアトロフ峠事件の「後」で、学生たちは発見した軍人に捕まり、ビデオカメラも発見。そこの施設に連れていかれ、不気味な人型生物の仲間入りをしてしまうという超バッドエンドで物語は終わる。





実際にwikiにも書かれているが、証言者の話していた死者は9名ではなく11人だったという話もこの映画は繋がる。



世界には未だ解明出来ない謎があるので、その真相を知ろうとすれば「誰も助からない」という展開で終わっていて、このように完全にディアトロフ峠事件をSF調にされてしまっているが、実際に起った事件から考えても、それだけ怪事件だったということは間違いない。





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ディアトロフ峠事件の都市伝説


ディアトロフ峠事件 真相 ネタバレ (4)



ディアトロフ峠事件で発見された大学生たちが無残な姿で発見されていることから、ヒマラヤの大型類人猿とされる生物「イエティ」の仕業ではないか?という都市伝説が残っている。




ビッグフット、イエティ、雪男(雪男と言うのは日本語で言う場合で、そのどちらも指す)など、世界中で目撃情報がある雪山に住むという謎の生命体は、イエティに関して生物としては一番存在しうるという。



雪山でのこういった謎の生物の目撃は、登山者の誤認や高山病による幻覚とも言われている。



しかし、イエティの目撃される(目撃したという)場所が、本当に標高が高い場所ではあるが、イエティの目撃場所周辺の山や洞窟でイエティの物と見られる体毛が発見された。これは、着ぐるみや悪戯目的には手がかかりすぎている。




仮に山岳チームの自演ならかなり無理がある。

さらに、それなりの物証とされる証拠があり、そのDNA解析ではシロクマに近い動物だそうだ。祖を同じくする生物が大陸の山岳地帯に取り残されたとする説が有力のようで、存在する可能性が高いといわれている。




ちなみに、ビックフットは有名な映像から「あまりに人間過ぎる」動きから、昔の映像解析で歩く関節の動物構造で人だとされる解析する学者が多い。それでも、当時の専門家による撮影の技術でも、あのような生物を全身着ぐるみで作るのは不可能だと証言されているので、絶対にいないとは言い切れない。






おそらくイエティは、何らかの動物の存在はあることは確実。
伝来物の内容の真偽とは別に、日本の学術調査団もある程度の物証や生活圏の調査をしているほどなので、全く存在しないと決めつけることはできない。




ただ、ディアトロフ峠事件がイエティの仕業か?というと、それでも不可解な点が多いことを考えても、イエティの犯行であるという決めつけは出来ない。





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ディアトロフ峠事件の真相ネタバレ





ディアトロフ峠事件 真相 ネタバレ (3)

ディアトロフ峠事件には様々な都市伝説があるが、ロシア連邦最高検察庁によって事件発生から60年後も捜査が続けられて、2020年になった現在、ついに真相が発表された。



記事内容



そしてこのほど、ついにその謎を解明したとウラル連邦管轄区検察局次長アンドレイ・クリヤコフ氏によって発表された。



それによると、死因は低体温症で、遺体の損傷は雪崩による雪の圧力によるものであるとのことだ。



同氏によると、一行は雪崩の危険から逃れるために、自然の防波堤となる尾根の裏側へ避難したのだという。これは正しい判断ではあったが、当時、視界はわずか16メートルと限られており、テントを見失ってしまった。



そこで彼らは焚き火をしたが、火は1時間後には消えてしまい、2名が低体温症で死亡。一行はここから二手に分かれて、テントを探した。



グループは、テントの方向へはって向かったが、森を離れた途端に突き刺すような風に吹かれることになった。マイナス40~45度という寒さの中、テントにたどり着くことも叶わず、やがて凍え死んだ――。なお、一行が薄着だったのは矛盾脱衣(寒いにもかかわらず服を脱いでしまう異常行動)と関係があると考えられている。



もう一方のアレクサンドル・ゾロタリョフが率いたグループは、雪を掘って寒さをしのごうとしたのだという。だが、そのせいで雪崩を起こして潰されてしまった。遺体に見られた骨折は、重さ数トンもの雪の圧力によるものだ。



クリヤコフ氏によると、テニスボールの片面に荷重をかけると、荷重をかけた部分ではなく、その反対側が破裂するのだという。じつは遺体の損傷はどれも体の反対側で見つかっているのだそうで、このことが雪の重みで潰されたことを物語っているとのことだ。


「彼らの戦いは英雄的なもので、パニックに陥るようなことはなかった。が、それでも生還するチャンスは残されていなかった」と、クリヤコフ氏は語っている。クリヤコフ氏によると、この発表をもって捜査は打ち切られることになるそうだ。「形式上はこれで終了。事件は一件落着」と、同氏は結んでいる。



一方、遺族側を代表する弁護団体は、この結論に納得していないようだ。同団体は産業事故の可能性しか考えられないとして、検察の発表には同意していない。


エキサイトニュース




ディアトロフ峠事件の真相としては、自然による脅威、カルマン渦(ヘアピン渦)が原因としている。カルマン渦(ヘアピン渦)とは、強い風が丸い半球状の障害物にぶつかる時に発生する特殊な渦。



渦自体の形がヘアピンに似ているため、こう呼ばれ、チューブのように大気を巻き込んでいる。ヘアピン渦は、周囲の地形に凹凸が無ければ無いほど、パワーが強力になり、風速は実際の3倍にまで達する。


そして、ある程度風が強まると、竜巻に変化する。 ディアドロフ達は、この竜巻が通過する間にテントを張ってしまった。



さらに、その竜巻は2分~3分に1回、彼らの間をすり抜けて彼らがテントを張った時の風速はおよそ15m。しかし、ヘアピン渦が発生したことにより、風はその3倍の45mと強まった。



風速45mの竜巻は、地響きを伴い、まるで頭上を旅客機が離着陸するような、恐ろしい轟音を生じさせ、さらに超低周波音を生み出す。そして、この超低周波音は、超低周波音を感じると頭痛や気だるさだけでなく、時に恐怖を覚えることもあるという。


参照wiki


しかし、単なる自然現象が原因であれば現場の捜査指揮官をモスクワに呼び出して捜査の中止を命令する必要がない。(そのまま捜査させて自然現象が原因の事故死と発表させたら良い事)



そのまま捜査を続行されたら、モスクワが困る事態になると考えたから捜査の中止を命令したのではないか?


常識的に考えたモスクワが捜査に圧力を掛ける必要がある理由として考えられるのは


・極秘で放射性廃棄物を捨てていたのが露呈仕舞う?
・何らかの軍事機密が付近に存在する。
・過去に行われた粛清の現場が近くに存在する。(犠牲者の埋葬場所等。)




見つかるのに時間がかかりすぎているので陰謀説はただの創作だろうが、この事件は竜巻が原因なら政府の圧力があったりするのはおかしい。矛盾を感じるため、真相は不明。




しかも、この事件が起きる前にも、子供や大人が姿を消すことがあったり、多くの鹿の死骸が見つかり、それらには舌が引き抜かれたものもあったそうだ。ディアトロフ峠事件が起きる前にも、同様の出来事が起きていたことを考えると、ただの自然災害だったというオチで納得する人はいないのかもしれない。













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