岩田康誠が後藤浩輝 (3)

他騎手に幅寄せし、暴言を吐いた岩田康誠騎手に対する騎乗停止処分を発表され、ネットで話題になっている。




岩田康誠騎手は「勝てば官軍」という信念を持っている騎手だそうで、馬上で「激しいアクション」をして、隙間があるかないような狭いインをついて勝つこともしばしばあった。結果、他の騎手が危険にさらされることも適当にあった。そういう下地があった中で、故・後藤浩輝騎手が落馬をして長期戦線離脱。それも2回も。




それがきっかけで故後藤浩輝騎手は、自〇を選んでしまうこととなる。




今回は、岩田康誠が本当に悪いのか、後藤浩輝騎手の自〇についてもまとめてみた。




■目次

岩田康誠の騎乗停止とは
岩田康誠と後藤浩輝
岩田康誠騎手の今後

岩田康誠の騎乗停止とは






岩田康誠が後藤浩輝 (1)



G1通算25勝を誇るJRAトップジョッキー、岩田康誠騎手(47、栗東・フリー)が24日、レース中以外の「粗暴な行為、発言」により25日から5月8日まで開催4日間の騎乗停止処分を受けた。この前代未聞の事件が波紋を呼んでいる。



岩田康騎手が過去に問題を起こしていることもあり、ネット上でのファンだけでなく競馬関係者からも「処分が甘い」との声が飛び交っている。果たして今回の処分は適切だったのか。 後輩騎手に「おんどりゃ!」と暴言。まるで社会問題となっている“あおり運転“を思わせるような理不尽で高圧的なパワハラ事件だ。




24日の阪神競馬場での6Rの3歳1勝クラス(1800m、ダート)。そのスタート前に出走馬が本馬場に入場し、返し馬といわれるウォーミングアップに入る段階だった。なんとスウィープザボードに騎乗していた岩田康騎手が、テイエムマジックに騎乗していた藤懸貴志騎手(28)をにらみつけ、馬ごと幅寄せしてラチ沿いに追い詰めて威嚇し、その上で暴言を吐いたという。 





ベテラン騎手が若手騎手を”脅す“とは言語道断の行為である。
結局、このレースは藤懸騎手が2着、岩田康騎手が5着だったが、常軌を逸した岩田康騎手の言動を目撃していた複数の騎手が、放置できない事態だと問題視。検量室に戻るとただちに裁決委員に通報した。



JRA側が岩田康騎手を聴取したところ、粗暴な行為と発言があったという事実を認めたため、日本中央競馬会競馬施行規程(第147条の第20号)の「競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者としてふさわしくない非行のあった者」を適用し騎乗停止処分を科した。




その悪質さ、品のなさから即日発行の騎乗停止が適用され、期間は翌25日から5月8日まで14日間(開催4日)とした。岩田康騎手は25日に阪神で6鞍に騎乗する予定だったため関係者はその調整に追われた。  



一方の藤懸騎手にとっては災難でしかない。昨年の4月には新型コロナに感染したJRA職員の濃厚接触者に指定されて騎乗できない期間もあった。  



この事件の伏線は、この日の2Rの3歳未勝利(1400m、芝)のレースにあった。
ルーキーの角田大和騎手が騎乗していたエムティースマイルが4コーナーで急に外側へ斜行。その際、シュンイに騎乗していた藤懸騎手が被害を受け、立ち上がるシーンがあった。


その直後にいた岩田康騎乗のコートゴシップも連動する形であおりを受けたためレース後は両者ともに被害者として裁決室に呼ばれた。その際、それぞれが状況を説明したが、すでに冷静さを欠いていた岩田康騎手は「おんどりゃ、あんぐらいのことで(馬から)立つな。耐えろや」と藤懸騎手に対して暴言を吐いたという。  



角田は3月にデビューしたばかりのルーキー。本来は2人して、未熟な騎乗に対し、厳しくも優しいアドバイスを送るのが理想の姿だろう。藤懸騎手をどう喝するのは自分より格下に対してのパワハラ行為としか思えない。競馬関係者によると裁決委員はそんな岩田康騎手に対し「筋違いでしょうと言って諭し、本人も納得したようにみえた」というが、岩田康騎手の身勝手な怒りは収まっていなかった。そこから2時間半もたった6Rで再び藤懸と同じレースに騎乗した際、とんでもない言動に及んだのである。




ヤフーニュース





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岩田康誠と後藤浩輝




岩田康誠が後藤浩輝 (1)

後藤騎手が亡くなった理由については、公には公表されていないが、度重なる落馬が原因といわれている。



今回の問題になっている岩田康誠騎手は、後藤騎手に対し、大きな落馬事故3回の内、2件被害をうけている。


噂話では、1回目のシゲルスダチでの落馬直後、岩田が周囲に「鬱陶しいから、振り落としてやったわ・・」と漏らしたとか。(あくまで5chでの噂話だが)



岩田康誠が後藤浩輝


その噂になった理由は、吉田豊騎手が99年、木刀殴打事件で後藤からシバかれた。シバイた理由はデビュー間もない吉田豊騎手の横暴な言動や態度に後藤がキレたものだったそうだが、美浦の各競馬関係者は後藤擁護派が大多数だった。ちなみに弟の吉田隼人騎手は後藤浩輝の舎弟分で仲。



後藤騎手も「直上激昂型」だったので、 後輩で素行があまり良くなかった岩田康誠騎手は相当根に持っていたそうだ。なので、わざと落馬させたという噂が出回っている。



ちなみに、北村宏史騎手は後藤騎手の3回目の落馬時の加害者だが、この二人に遺恨はないそうで、後藤の自〇で北村騎手は心に傷を受けたそうだ。3回の落馬で戦線離脱せざる得なかった後藤騎手は、様々な悩みがあっただろう。



もちろん、後藤騎手も木刀殴打もやりすぎな噂があるが、後藤の行動にはすべて理由がある。木刀事件に関しては、吉田豊が生意気すぎるためよくやったという意見もあるくらいだし、堀井厩舎の調教師の面目を潰した件についても素直な感想をいったまで。馬の調子が悪いことを隠していた調教師に問題がある。


騎手の中で彼くらい競馬を考えていた人は少なく、実直だとあの武豊がほめていた。ギャグが寒いが、視聴者を少しでも楽しませようとしていたファンサービスもあり、メディアや雑誌など積極的に露出していた。


自分を磨くためにアメリカに遠征するなど、競馬発展のため色々なことをやっていたのに、一方では岩田康誠騎手のような人物からは疎まれていた。後藤が普通であって、普通じゃない競馬関係者がおかしいし、 一般常識が競馬の世界では通用しないことが多々ありすぎたのが自〇につながったのかもしれない。




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岩田康誠騎手の今後



岩田康誠が後藤浩輝 (2)

岩田康誠騎手は後藤騎手の事故以降、明らかに強引な競馬が減ったように思えたが、今回の件をみると、まったく変わっていなかったのだろう。けして強引が悪いわけではなく、今のトップジョッキーであるルメールだって昔の岩田みたいに強引に行くこともある。その辺は際どい判断なのだが、オーナーサイドもこのろうな報道があった後、勝利を素直に喜べないので騎乗依頼が減っていくことが考えられる。




騎手の引退・転向時期は、平均30前後に多くは引退するそうだ。
だいたいの人は減量がきついらしく、騎手は体重50kg程度で週末を迎えないといけない。新陳代謝は鍛えてどうこう出来るものじゃない。30歳位から、太りやすく(中年太り)、痩せにくくなる。若い時は2~3Kg落とす事、汗をかく事は簡単だったのに、若い時と同じ事したままじゃ体重は落ちないし、汗の量も痩せた重さに直結も減る中年太りは運動不足やなまけだけじゃない、代謝が悪く老化する加齢。



岩田康誠騎手は、もともと余り太らない体質で小柄、飲まず食わずを何十年も続けていく強い意志のあるベテラン騎手ではあったものの、そういった努力をやってこれたことが天狗になっていたのだろう。最近では、成績も質のいい馬が回って来る機会も年々少くなり、負けて熱くなる機会も増えた。ストレスが限界でベテラン風を吹かせてやってしまったのだろうが、観客や馬主を敵に回してしまっては今後の騎手生命に影響出るので、引退も視野に入れたほうがいいのかもしれない。












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