ジオストーム吹き替えひどい (1)
5月15日放送、フジテレビ系・土曜プレミアム・映画「ジオストーム」
21:00 〜 23:10



『インデペンデンス・デイ』スタッフが贈るアクションドラマ大作を地上波初放送。
映画「ジオストーム」は、世界が滅亡する様な物凄い近未来に起こりえるかも知れない類の大天変地異をテーマにした映画。


要するに、現在におけるこの地球上に増え過ぎている人口が75億人を突破している現実、今後もこのまま増え続ける一方の地球では持たない「パンクしてしまう」、「パンクしてしまう前に世界的大戦争」とか「世界各地で内戦」とか「武力紛争の頻発」等をわざと起こさせる方向から世界規模の大戦争へと導こうとしている。



全部、最初から仕組まれているのが世界レベルの大戦争の実態。

世界中で物凄い数の人間が死ぬ様に方向付けされている。そして「死の商人」たる武器メーカーの類が世界中で闊歩し、戦争で物凄い莫大な利益を挙げている真実を描いた作品。



とても面白い映画なのだが、公開当初、吹き替え版がとてもひどいと5chで話題になったので、その理由や評価についてまとめてみた。



■目次

ジオストームとは
ジオストームの吹き替えがひどい?
ジオストーム吹き替えに声優を起用しなかった理由

ジオストームとは


ジオストーム吹き替えひどい (2)



『ジオストーム』(Geostorm)は、2017年にアメリカ合衆国で公開されたSF災害映画。




あらすじ


ある日、天気が支配された。
世界各地で未曾有(みぞう)の自然災害が次々に発生。リオデジャネイロが寒波に、香港が地割れに、ドバイが大洪水に、そして東京も…。


この星をすべて破壊し尽くさんばかりの想像を絶する巨大災害が次々と勃発!世界の指導者たちは一堂に会し、衛星同士のネットワークを構築して地球全体の気象をコントロールすることで、人々の安全を図ろうとする。




ところがある日、想定外の事態が。
地球を守るはずのシステムが、逆に地球を攻撃しているのだ。はたして限られた時間の中で、この脅威の真相を解明できるのか。さもなければ世界規模の同時多発災害(ジオストーム)によって、何もかもが地上から消し去られてしまう…もちろん、人類も。


地球滅亡の危機を受け科学者ジェイクは宇宙ステーションへと飛び立った。地球に残された時間は90分!いったい地球はどうなる!?



公式サイト





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ジオストームの吹き替えがひどい?




ジオストーム吹き替えひどい


5chでは公開当初、ジオストームの吹き替えがひどいと話題になった。

その理由は、「ジオストーム」の日本語吹き替え版に、上川隆也、山本耕史、ブルゾンちえみという声優が初めての俳優やタレントを起用したことが原因。映画の吹き替えを芸能人がすると「棒読みでひどい」ことは過去にも多くあったが、この作品も同じであり「 吹き替えは本職の声優にさせるべきだ」と批判が多かった。




管理人も「ジオストーム」の日本語吹き替え版をネットフリックスで見たが、棒読み以前に、声質が合ってなかった。たとえ本人の声とは違う質であっても、それでも日本語のセリフでアテた時に似合ってる場合もあるが、この「ジオストーム」は、てんで話にならないくらい合ってないので、作品自体がまさに台無しになっている。



日本の声優は、映画の雰囲気を壊さないためにも、リップシンクにこだわっており、必ずうまく合わせてくるのに、この映画「ジオストーム」に関しては、作品のイメージだけでなく、タレントのイメージまで壊しかねないほどひどい。



個人的には、キャラクターのピンチの時に棒読みの音声が入ってくると違和感が凄まじいので、しっかりと声に感情を乗せられる人を起用していただきたい。例えると、TV放映時の吹き替え「スターウォーズ」の松崎ソロや渡辺徹ルークなど、もはや伝説級のひどい吹き替えに迫る勢いで5chでは批判が多かった。




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ジオストーム吹き替えに声優を起用しなかった理由




ジオストーム吹き替えに声優を起用しなかった理由については、いろいろ要因はあるだろうが、やはり知名度のある芸能人を起用したほうが、興行収入がいい結果に出るようだ。



声優とて俳優の1専門業種に過ぎない。
要は、演技の仕方に関する概念が違う。声優であれば、役と一体化して演技する。俳優であれば、存在感で演技する。声優はもともと俳優から分離独立した職業だから、俳優が声優をやることに批判も反対するのではなく、俳優も声優も同じ職種なのだから、過度に線引きして分けてしまうこと自体が不毛な議論。



タレントだろうが声優だろうが、その作品やキャラクターと照らし合わせてマッチするのであれば、キャスティングすれば言いし、そうではないのに「人気があるから」という理由だけでキャスティングしたのであれば、豪華声優だったとしても駄作になる。



声優が専門職として扱われているのは、吹き替え(アテレコ)の技術が、舞台やTVなどの直接人の目に触れる演技に対して特殊な技能を要求されるというだけで、どちらがエライとか上とかはない。



しかし、興行成績を予測した場合、間違いなく豪華俳優陣吹き替えのほうがいいという結果が出ている。それは、市場対象が異なっているからであって、同列に扱うことが出来ない。




映画は、予算が豊富で宣伝費用がたくさん出る。

ハリウッドのようにディズニーアニメでも邦画の大作以上の宣伝費が出るので、CMだけで済ませる事はない。政治家や役所もお金が余らないよう月末や年度末に予算を使い切るのと一緒で、日本の代理店もハリウッドからたくさん予算を貰い、それに見合う宣伝をするため必死になってる。




では、CM以外に宣伝するにはどうするか?


一つはイベント、もう一つはマスメディアへの番宣。CMはともかく、イベントやマスメディアに対応するには、やはり有名人を使うのが一番手っ取り早い。イベントの司会や目玉にテレビやラジオの番宣や新聞などで取り扱われるような有名芸能人であれば、予算を出す口実もある。




それこそ代理店の広報課がしゃしゃり出ても誰も興味は示さない。

要するに昨今吹き替えに声優を起用しないのは、配給会社や広告代理店側の思惑で芸能人を起用している。当然宣伝目的なので、知名度優先でオーディションすらしてないから声も合う筈もない。更に酷いのは、アフレコ現場ではほとんど演技指導などされておらず、知名度の高い芸能人程別撮りなので個人差が激しい。


ディズニーでは、最近吹き替えすらクオリティーを落とさないよう声優はオーディションが多く、アフレコ現場ではどんな有名人でも何度も録り直しがなされているようなので、他の海外作品の吹き替えよりレベルが高い。



そもそもディズニーは、作品に絶対の自信を持っており、現地スタッフがしっかり吹き替えの人選をする体制が整っているようで、日本で声を当てる声優すら妥協しないからあれだけの高い興行収入が得られる。


逆に言えば、知名度優先の有名人を使ってる作品は、少なくとも日本の代理店側は作品に対して「自信が無い」と言ってるようなもの。



有名な芸能人は、仕事が忙しいのにドラマなどの仕事の合間に無理やり差し込まれ、短時間しか与えられない場合が多くそんな状況で上手なアフレコなど期待出来るはずがない。(ちなみにブルゾンちえみが大ブレイクした年にジオストームの吹き替えを担当している)



もちろん、アニメのアフレコで鍛えられた声優の技術を持ってるはずもなく、素人同然のアフレコスタッフにも教えて貰えるはずもないから、上手い演技が出来るはずもない。




結局、芸能人本人の声優としてのスキルの差が演技の差になる為、外国映画の吹き替えは酷いのが多いという事。これは、ハリウッド側のせいではなく、日本の配給会社や日本の代理店側のクオリティーを上げようとする意識の無さや吹き替えそのものを軽んじている限り、この傾向は無くならないだろう。






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