岸田蓉子の現在 (2)
7月6日放送、日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」
21:00 〜 22:54



運送会社から6億(総額11億)も横領し豪遊し続けた岸田蓉子、会社をも支配する様になった恐ろしい手口を特集。


横領は金額が大きければ大きいほどバレやすいが、発覚時期が遅い場合、会社側の責任が大きい。その理由は、経理を一極に権力集中は任せっ放しで、自ら、あるいは監査等、チェックする機能が現実に機能していないから。




特に経理は、2重にチェックは最低限。
しかし、税務署の調査で、数字のつじつまが合わないことで見つかる場合もあるのに、なぜ岸田蓉子は、バレなかったのか?



今回は、岸田蓉子の横領手口をまとめてみた。



■目次

岸田蓉子の逮捕
岸田蓉子の横領手口とは
岸田蓉子の現在やなぜ横領を「岸運輸」は気づけなかったのか?

岸田蓉子の逮捕



記事内容


勤務先の運送事業者から約1000万円を横領したとして、兵庫県警伊丹署はこのほど、業務上横領容疑で北海道ニセコ町の無職、岸田蓉子容疑者(当時66歳)を逮捕した。


さらに、これ以外にも会社の資金約3億円が使途不明となっていることから、同署では00年ごろから横領が続いていたとみて現在、余罪を調べている。

岸田蓉子の現在




調べによると、岸田容疑者は運送事業者の岸運輸(兵庫県伊丹市)の経理担当だった12?13年、会社の口座から計約1036万円を不正に引き出し着服した疑い。



調べに対し、「会社に貸した金を返してもらっただけだ」などと、容疑を否認しているという。同署によると当時、岸田容疑者は1人で経理業務を担当しており、従業員に給与を支給する際、会社に水増し請求して差額を着服していたとみられている。



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岸田蓉子の横領手口とは






岸田蓉子は、約13年間で総額6億円以上を横領した。

運送会社「岸運輸」の経理部長を担当し、 横領したお金でニセコに一軒家を建てたり、総額3億円相当の美術品やブランド品を買いあさっていたという。



1996年頃から経理を担当しているので、よほど社長に信用されていたのだろう。
運送会社も、信用なければ会社も銀行から融資をしてもらえない。岸田蓉子は銀行から無理やり融資させて金を多く借りるための考えを持っていた。



当時の運送会社は(その会社にもよるだろうが)、利益率の高い固定客が多いと儲かるシステムだった。



請けに回る運送会社だとピンハネが激しく燃料費はギリギリ、高速代は貰えない仕事が多い。「岸運輸」の経理部長だった岸田蓉子は、よほど儲かる固定客を持っているのを知っていた。



しかし、 初代社長は経理に詳しいから、横領ができていなかった。


しかし、2代目の社長は先代からの経理ということもあって横領に気づかず、信頼していた。2代目は経営が苦しくなっても、岸田蓉子は地震のブランド品(横領したお金で買ったもの)を現金化して、支払いに回してもらい、助けてもらっていると錯覚させたり、最終的には交通事故を起こし、その保険金で会社の従業員を守ろうとした律儀な人。


放置した会社も悪いが、2代目がなくなったことで、3代目の代で横領が発覚している。 3代目は、外部の税理士に巡回監査を依頼して横領発覚。やはり、こういった意味でも税理士と巡回監査契約しとくべきだった。





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岸田蓉子の現在やなぜ横領を「岸運輸」は気づけなかったのか?





岸田蓉子の現在 (1)


岸田蓉子が本格的に横領をし始めたのは、会計に疎かったのが2代目の社長から。


給料水増しで月平均400万円横領していたという。

となると、相当な従業員数(2百人くらい)はいないと無理なので、「岸運輸」が中小企業と言うには、当時として大きすぎる会社。



ただ、給料や役員報酬水増しによる横領であれば、社会保険や労働保険や源泉税や住民税も絡んでくるので、14年間もばれなかったのが不思議ではない。



標準報酬月額が変更にならない程度に水増ししても、会社としては税務署の方へ水増しされた税額の報告を税務署や各市町村(普通徴収や特別徴収に関わらず)にしなければならない。



そうなると、会社でもらった源泉徴収票の金額と市町村からくる税額通知のお知らせの金額が合わない場合や市町村に所得証明を交付されたときなどで、従業員たちでも気づく。



刑事訴訟法の規定で、業務上横領の公訴時効は犯罪行為の着手から7年。

実際には、人を死亡させ、なおかつ最高法定刑が死刑である罪以外は全てに時効がある。 また、既に弁償が済んでいるとなると、民事上の処置はもう終わるので、よって会社対横領者との法的なやり取りは「もう済んだ」と言うこと。



横領した人を警察が逮捕し、検察庁に送検し、検察官が起訴した後に、裁判所が事実を調べ、横領した人に刑罰を与えるのが刑事の流れ。



岸田蓉子の現在は、刑事事件としては刑期を終えているので、出所しているだろうが、民事としては6億近い金額を返済できていないはずなので、継続中。横領された人が、横領した人に対して、横領されたお金を取り戻すため裁判所に訴を提起する手続きが民事。



民事の裁判は、例えば超有名な企業が悪事に関わっていたり、有名な事件の裁判など、社会的関心がそれなりに高くないと、ほとんど新聞には載らないので、岸田蓉子の現在の判決結果が報道されることはないだろう。




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