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2022年1月7日放送、日本テレビ系・金曜ロードショー「千と千尋の神隠し」
21:00 〜 23:34



舞台公開を記念に宮崎駿監督の大傑作「千と千尋の神隠し」が放送。
1999年夏にプロジェクトを設立と制作開始をした「千と千尋の神隠し」は、鬼滅の刃が上映されるまで、興行収入が1位だった。


「千と千尋の神隠し」に関しては、今の鬼滅人気のような異様で急激なブームになったわけではなく、 単品映画なので一回見れば終わり。 もちろん何回見てもいいが、その続きも前提もないので、リピーターは少ない。それだけ単品映画が売れたということは宮崎駿作品が素晴らしかったこと。



また、当時は三鷹の森ジブリ美術館も出来て、宮崎駿監督とスタジオジブリの話題が沸騰した時期でもあるし、 第52回ベルリン国際映画祭では『ブラディ・サンデー』と同時に金熊賞を受賞したり、映画館側もその話題性に乗っかって、1年間ものロングラン、その結果として興行収入が1位になった。



だが、逆にそのせいで他の作品にお客さんが入らなかったという弊害が起きたため、その後のジブリ作品はロングランをしないという異例の対応がとられ、その後のハウルの動く城や、崖の上のポニョが、千と千尋の神隠しを抜けていない。



ちなみに、鬼滅の刃のブームは映画から始まった訳ではなく、TVアニメ化の時点で世界的人気になっているので、ヒットすることが確実だった。 千と千尋の神隠しの時は、現在のようなSNSでの発信や拡散が出来なかったので、鬼滅ブームとは大きく違うことがわかる。



今回は、千と千尋の神隠しの考察、母親が冷たい理由やハクの兄の存在について、5ch情報をまとめてみた。


■目次

千と千尋の神隠しとは
千と千尋の神隠し考察で母親が冷たい理由
千と千尋の神隠し考察ハクが兄?

千と千尋の神隠しとは








『千と千尋の神隠し』(は、2001年に公開された日本の長編アニメーション映画。原作・脚本・監督は宮崎駿。



2001年(平成13年)7月20日に日本公開。興行収入は316億8,000万円で、『タイタニック』(1997年)を抜いて当時の日本歴代興行収入第1位を達成し、2020年に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が記録を更新するまで、20年近くにわたり首位記録を堅持した。



参照wiki




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千と千尋の神隠し考察で母親が冷たい理由



千と千尋の神隠し 母親が冷たい理由 (1)

千と千尋の神隠しを見たことがある人ならわかるだろうが、作中に出てくる千尋の母親が少し千尋に冷たい態度をとっている。



千と千尋の神隠しの考察動画を挙げている岡田斗司夫によると、設定では 「母親であるよりも女性である事を大事にしたい、その為夫にひっついたりすることはあるが、千尋には冷たい」という設定で 、普通の母親よりやや冷たい性格をあえて表現しているそうだ。




また、父親も「自己中心的な性格」という設定になっていて、千尋の両親は少々ダメな大人を表したかったそうだ。


では、なぜ母親が冷たい態度をとったり、父親も自己中心的な行動を指せたのか?というと、これは「ダメな両親のせいで神様の湯屋で働くことになった千尋が大人の女性になって成長してゆく」という作品のテーマのため。



岡田斗司夫によると、湯屋の設定は 「風俗」をマイルドにしたもので、千尋は風俗嬢として売られている事を宮崎監督が表現したかった。 その中で「千尋は体も(途中で生理になる描写がある)心も(母性が目覚めたり、一人で解決してゆこうとする)成長していく」というテーマを描きたかったそうだ。



管理人も上映当時に見たが、すごく納得できたのは、パンフレットに載っていた(声を当てた)沢口さんの以下のコメント。


沢口さんは「この物語は、最初は気力のなかった女の子が、物語の中でだんだん強くたくましく成長していく過程がきちんと描かれている(中略)。私は最初、そんな主人公のお母さんというのを、割烹着を来た子ども思いのお母さんだとイメージしていました。でも台本を読んで監督とお話をするうちに、そうではなくて、あまり子どもにかまけず、どちらかというと旦那さまとまだまだ恋人気分を味わっている女性なんだと思いました。」とコメントしている。


つまり、母親は「冷たい」というよりも大人(お母さん)になりきれていない女性、子供っぽい(良い意味でも、悪い意味でも)女性を宮崎監督が描きたかったそうだ。



宮崎監督の作品は、母性愛に溢れた「お母さん」キャラクターが多いので、この千尋の母親には違和感を持つ人が多いのは仕方がないのかもしれない。





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千と千尋の神隠し考察ハクが兄?

千と千尋の神隠し 母親が冷たい理由 (2)


千と千尋の神隠し考察で岡田斗司夫は、ハクが千尋の兄説を唱えている。


動画の内容を抜粋すると


・ハク(兄)は生前川に落ちた千尋を助け、溺死した。

・千尋は兄の死因となったので、母は無意識に千尋に冷たい態度を取ってしまう。

・ハクが神なら、他の神と同じように夜にならなければ見えないはずなので、ハクは神ではない。これから神になる途中の段階(生前は人間)



と岡田斗司夫は、宮崎監督が描きたかったハクを考察している。


5chでは、「兄とニギハヤミコハクヌシ(ハク)が結びつかない」という意見のほうが多い。



「母親が冷たいのは兄が死んだから」というのも訳の分からない考察だし、どの家庭もみな暖かく仲良しであるべきだなんてのは決めつけ。なにより、千尋は全てを忘れてしまったなんて考察は、何とでも考察できる。千と千尋は、ありきたりな成長物語に対する一種のアンチテーゼなんだという見方をすれば「ハクが死んだ兄等の訳のわからない説など誕生する余地もないはず。



ハクが兄というのは、映画の内容とは大きく矛盾するもの。

クライマックスのハクの「私の本当の名は、ニギハヤミコハクヌシだ」が冗談になってしまうし、 「本当の名」はあの映画の大きな柱をなしていて、それが冗談として霧消すると映画そのものが瓦解する。



河に落ちたという事実の記憶は、その時幼過ぎた千尋にはなく後に母親から聞いたものだが、水の中でハクリュウにつかまって運ばれている感覚は千尋の中に残っていて、湯屋で穴に落ちた時や、銭婆のところから湯屋に戻る時に、ハクリュウに乗って運ばれている際にその感覚が心の奥底から蘇ってきた。




なぜ千尋の中で兄が見た映像が蘇るのか?も不明だし、岡田斗司夫もちょっと思いついた事を面白いからと問題点は棚上げにして言ってみた感じなのかもしれない。







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