
7月28日発売の週刊文春で、俳優の竹中直人が、過去に障がい者や女性を揶揄するようなコント「放送禁止テレビ」の件で、自ら申し出て出演を辞退していたことを報じ、ネットで話題になっている。
過去のいじめは、被害者には許してはもらえないだろうけど、「反省している」という気持ちをこめて謝罪を伝えることは、意味のあること。
小山田圭吾の過去のいじめは、公開したわけではなくて自慢する為に公開してたので大炎上した。被害者も忌まわしい過去を今さら蒸し返されて、世界中に知られて、加害者に形式的に謝罪されても、たまったもんじゃない。
しかし、俳優としての演じたコントまで批判されるのはどうなのか?
今回は、竹中直人が演じた放送禁止テレビの内容についてまとめてみた。
・放送禁止テレビのコント動画
・竹中直人の放送禁止テレビは問題ない?
記事内容
俳優の竹中直人(65)が、本番前日の7月22日に、過去に障がい者や女性を揶揄するようなコントを演じていたことを理由に、自ら申し出て出演を辞退していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
開会式を巡っては、作曲担当だった小山田圭吾氏が過去に同級生をいじめていたことが問題視され、7月19日に辞任。演出を統括するショーディレクターだった小林賢太郎氏も過去にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を揶揄するようなコントを演じていたとして、7月22日に解任されていた。
竹中が出演予定だったのは、開会式序盤の木遣り歌とダンスのパフォーマンス。女優・真矢ミキとともに、大工の棟梁役を演じることになっていた。開会式関係者が明かす。 「7月21日に行われた通しリハーサルでは、棟梁役は真矢と竹中の2人でした。
竹中はノリノリで大工たちを盛り上げ、図面を見ながら指示を出す演技をしていた。ところが小林氏が解任された7月22日、竹中も辞任を申し出たのです」組織委員会関係者が続ける。
「小山田氏の問題が発覚してから、組織委員会は慌てて開会式スタッフの“身体検査”を行いました。それに引っかかったのではないか。実際、竹中は1985年に『竹中直人の放送禁止テレビ』というオリジナルビデオを発表していますが、障がい者を揶揄するようなコントを演じているのです」
ビデオは内容が過激だったために、版元が自主回収したとされているが、「週刊文春」は独自に内容の一部を確認した。
映像には、信号機のメロディを頼りに横断歩道を渡る視覚障がい者を揶揄するように、竹中をはじめとした一行がリズミカルに白杖を振り回し、笑いを取る場面が収められている。また、屍姦四十八手として、竹中が死体を模したセーラー服姿のマネキンに様々な性的いたずらをするコントもあった。
7月26日、竹中のマネージャーは取材にこう答えた。 「『放送禁止テレビ』が原因で辞任したのは事実です。小山田さんの問題が浮上した時、竹中本人から『三十六年前にこういう作品に出演している』と連絡があり、辞退したいと申し出てきた。ただ、この作品では竹中は演者。企画者でもプロデューサーでもないので、私は『予定通りお願いします』と。しかし小林さんが解任された際、コントでの言動が問題になった。これでは竹中も許されないと考えて、竹中から組織委に申し入れ、承認されました」 組織委員会にも竹中の辞任について見解を求めたが、期日までに回答はなかった。
週刊文春 2021年8月5日号
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放送禁止テレビのコント動画は現在、YouTubeでも削除されているが、竹中直人の演じるコント(舞台)は、結構過激なものが多い。
こちらの竹中直人「THE JAPANESE ENCYCLOMEDIA」コントもそうだが、竹中直人は清志郎の葬儀で、参列者を笑わすつもりで弔辞を読んだり、破天荒な部分が見られる。
前半や最後の手を振るシーンはまるでコント。
悲しい気持ちを押さえようとして(コメディアンとして)このような風にしか表現できなかった。 「世界中の人に忌野清志郎が友達だと自慢したい」台詞があったように、自分が最愛の友を失ったので、「どんな弔辞をするのか?」と考えた結果、自身の演技力を見せた。
当時、葬儀に参列した関係者も、このような竹中直人の無礼な振る前に、清志郎と親密な関係にあったことに疑問を呈してたそうだ。
過去のいじめは、被害者には許してはもらえないだろうけど、「反省している」という気持ちをこめて謝罪を伝えることは、意味のあること。
小山田圭吾の過去のいじめは、公開したわけではなくて自慢する為に公開してたので大炎上した。被害者も忌まわしい過去を今さら蒸し返されて、世界中に知られて、加害者に形式的に謝罪されても、たまったもんじゃない。
しかし、俳優としての演じたコントまで批判されるのはどうなのか?
今回は、竹中直人が演じた放送禁止テレビの内容についてまとめてみた。
■目次
・竹中直人の週刊文春報道・放送禁止テレビのコント動画
・竹中直人の放送禁止テレビは問題ない?
竹中直人の週刊文春報道
記事内容
俳優の竹中直人(65)が、本番前日の7月22日に、過去に障がい者や女性を揶揄するようなコントを演じていたことを理由に、自ら申し出て出演を辞退していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
開会式を巡っては、作曲担当だった小山田圭吾氏が過去に同級生をいじめていたことが問題視され、7月19日に辞任。演出を統括するショーディレクターだった小林賢太郎氏も過去にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を揶揄するようなコントを演じていたとして、7月22日に解任されていた。
竹中が出演予定だったのは、開会式序盤の木遣り歌とダンスのパフォーマンス。女優・真矢ミキとともに、大工の棟梁役を演じることになっていた。開会式関係者が明かす。 「7月21日に行われた通しリハーサルでは、棟梁役は真矢と竹中の2人でした。
竹中はノリノリで大工たちを盛り上げ、図面を見ながら指示を出す演技をしていた。ところが小林氏が解任された7月22日、竹中も辞任を申し出たのです」組織委員会関係者が続ける。
「小山田氏の問題が発覚してから、組織委員会は慌てて開会式スタッフの“身体検査”を行いました。それに引っかかったのではないか。実際、竹中は1985年に『竹中直人の放送禁止テレビ』というオリジナルビデオを発表していますが、障がい者を揶揄するようなコントを演じているのです」
ビデオは内容が過激だったために、版元が自主回収したとされているが、「週刊文春」は独自に内容の一部を確認した。
映像には、信号機のメロディを頼りに横断歩道を渡る視覚障がい者を揶揄するように、竹中をはじめとした一行がリズミカルに白杖を振り回し、笑いを取る場面が収められている。また、屍姦四十八手として、竹中が死体を模したセーラー服姿のマネキンに様々な性的いたずらをするコントもあった。
7月26日、竹中のマネージャーは取材にこう答えた。 「『放送禁止テレビ』が原因で辞任したのは事実です。小山田さんの問題が浮上した時、竹中本人から『三十六年前にこういう作品に出演している』と連絡があり、辞退したいと申し出てきた。ただ、この作品では竹中は演者。企画者でもプロデューサーでもないので、私は『予定通りお願いします』と。しかし小林さんが解任された際、コントでの言動が問題になった。これでは竹中も許されないと考えて、竹中から組織委に申し入れ、承認されました」 組織委員会にも竹中の辞任について見解を求めたが、期日までに回答はなかった。
週刊文春 2021年8月5日号
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放送禁止テレビのコント動画
放送禁止テレビのコント動画は現在、YouTubeでも削除されているが、竹中直人の演じるコント(舞台)は、結構過激なものが多い。
こちらの竹中直人「THE JAPANESE ENCYCLOMEDIA」コントもそうだが、竹中直人は清志郎の葬儀で、参列者を笑わすつもりで弔辞を読んだり、破天荒な部分が見られる。
前半や最後の手を振るシーンはまるでコント。
悲しい気持ちを押さえようとして(コメディアンとして)このような風にしか表現できなかった。 「世界中の人に忌野清志郎が友達だと自慢したい」台詞があったように、自分が最愛の友を失ったので、「どんな弔辞をするのか?」と考えた結果、自身の演技力を見せた。
当時、葬儀に参列した関係者も、このような竹中直人の無礼な振る前に、清志郎と親密な関係にあったことに疑問を呈してたそうだ。
ただ、音楽や映画に関しては竹中直人が多摩美大の頃、に清志郎と交流があったのは事実(詳しくはwikiで)少なからず弔辞を読むわけだから、それなりに関係性はあった。

竹中直人なりの演出だったのは間違いないのだが、 こういった葬儀の場は、頭に浮かんでくる故人との思い出や記憶をおだやかに、懐かしく思い出しながら語るからこそ弔辞者の言葉となり参列者の胸に届く。
部外者である我々としても過剰に見えて肩透かし食らって白けてしまい、残念ながら竹中直人の弔辞は、当時から多くの人に受け止められてはしなかった。
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竹中直人の放送禁止テレビは問題ない?

竹中直人の放送禁止テレビはあくまでもコント、舞台の中の設定。
ドリフの舞台でもタライを頭に落としたりしていたし、バカ殿だって「バカ」を笑いにしている。ツッコミ文化を知らない外国人は、日本の漫才を見るとドン引きするそうなので、こういったコントも日本の伝統文化の一つ。舞台やコントまで批判され引かれると、お笑いファンとしては良い気はしない。
要は「慣れ」。
放送禁止テレビのコントといじめの違いは、いじめられた本人が受け入れているかどうか。揶揄された障がい者がコントとして受け入れていればいじめではない。
例えば「いじり」というお笑いの形がなければ、出川哲郎、ダチョウ倶楽部、パンサー尾形その他多数の芸人が世に出ることはなかった。また、これを受け入れられないなら、もっと言うと彼等はお笑い芸人を失職すべきか転職するべきということになる。
テレビやお笑い、コントでいじめを助長するなら、漫画やアニメ、映画などのアクションシーンもやめた方が良い。また年上や目上の人に敬語を使わないキャラも日本の社会通念的には、全て居なくなった方が良い。
実際、ヨーロッパはドラゴンボールのアクションシーンを丸々カットで放送している。この放送禁止テレビのコントがだめなら、日本も同じように規制した方が良いことになる。
お笑いや舞台は、現実では起きない、出来ないことの嘘を楽しむと言う側面がある。
その嘘と現実が区別できるようにする為に教育がある。演者側が配慮するのは構わないが、やめろと言うのは極論。
だが、オリエンタルラジオの中田敦彦は、「いじりは全部いじめ」といっていた。
たしかに、現在の風潮として、その意見通りにしなければならないという流れではあるが、バラエティや舞台は娯楽であり、嗜好であり、見るのは本人の勝手と責任であると、予め断りがあって公開されているもの。
この影響でいじめが増えると言うならば、映画やドラマもすべて矛盾しており、作品に対する偏見でしかないだろう。
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