
12月3日、大阪・淀川区のお店で「爆発が起きた」とSNSで話題になっている。
報道では、お店の店長がガスボンベのガスの抜く作業をしていたという報道もあったので、こういった爆発事故は注意書きを無視するのが主な原因。缶を覆うように鉄板を置くなとか、書いてあるのを無視して使うと事故に繋がる。
近年のものは使用中に内圧が上がると外れて圧を逃がすようになっているが、古い物はこの限りで無い。手軽に使えるせいで忘れがちだけど、スプレー缶は基本的に高圧ガスを使っているから高温になれば爆発の恐れがある。
今回は、大阪市淀川区のカフェで爆発事故について5ch情報をまとめてみた。
■目次
・大阪市淀川区のカフェで爆発事故とは・大阪市淀川区のカフェはどこ?
・大阪市の淀川区になるカフェレストラン「FORESTA」の今後
大阪市淀川区のカフェで爆発事故とは
記事内容
午後5時15分ごろ、大阪市淀川区西宮原の飲食店で「お店で爆発音が聞こえました」と消防に通報があった。
警察などによると、店のオーナーと思われる40代の男性がけがをして病院に搬送された。けがの詳しい状況はわかっていないが、命に別条はないという。けがをした男性によると、「カセットコンロのガス抜きをしてたら何本目かで爆発してしまった」ということだ。
また、向かいのマンションの住人によると、爆発時にはベランダの窓ガラスが割れるかと思うほどの風圧があり、店の前にあった自転車が道路の反対側まで吹き飛んだということだ。
ANNニュース
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大阪市淀川区のカフェはどこ?
ボンベの爆発事故を起こした場所は、大阪市の淀川区になるカフェレストラン「FORESTA」。イタリアン・フレンチグルメで人気のお店で、おしゃれな雰囲気が女性人気も高いようだ。

プロパンのボンベが爆発したわけではなく、カセットコンロのボンベから店舗内に漏れたガスが爆発したので、完全にお店側の責任。カセットコンロのボンベの中身は「ブタン」というガスが入っていて、100円ライターの中身と同じ。
夏場に自動車の車内で、100円ライターが破裂して自動車が火災になったということがしばしば起きているので、夏場に時々爆発事故のニュースで報道されている。
カセットコンロのボンベは金属製だが、100円ライターなんかプラスチック。これはどういうことかというと、普通に使っていれば、この程度の強度で大丈夫だということ。
ところが、カセットコンロのボンベを焼き肉の鉄板でこのボンベが間接的に加熱されるようなことがあれば破裂し、また100円ライターも気温上昇があれば、100円ライターの中の圧力が上がって容器が持ちこたえられずに破裂する。
なので、使用法を間違えば危ないということ。
100円ライターもカセットコンロのボンベも高圧ガス保安法の法適用を受けないようになっている。一般市民がよく使うので、あまり厳しい規制をかけないようにしていないだけ。
またブタンは、静電気程度で十分着火するので、シューシュー漏れているとすぐに火が付くことがあるので(特に冬場)、その危険性は十分認識していないといけなかった。
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大阪市の淀川区になるカフェレストラン「FORESTA」の今後

2018年に、北海道のアパマンショップの従業員によるカセットコンロのボンベ爆発事故でお店を吹っ飛ばしているが、被害に遭った人や物件などの賠償に7億近くかかったそうだ。
ちなみに損害保険は「偶然、外来の事故」とあるので、大阪市淀川区カフェレストランボンベ爆発事故は従業員の店長自らがやっている。お店に全責任があるのが、約款上でないので保険がどこまで融通効くかわからないが、「わざと爆発させたわけではない」なら賠償保険は出るはず。
ただ、どこまでの保険に入ってるかは疑問だし、仮に入っていてもせいぜい1億程度。
たとえ店長自ら損保を担当していたとしても所詮保険には素人。賠償保険にも種類があるので、今回の事故は業務上の事故となり、施設賠償では出ない。
他にもけがをした方がいるなら治療費だけじゃなく、被害者への慰謝料など、損壊した建物への賠償。壊れて使い物にならなくなった自動車への賠償。営業ができなくなった店舗への逸失利益に対する補償金などなど、賠償額はものすごい金額になる。
慰謝料に関しては、場合によっては民事裁判になる。
保険ですべて賄われればいいが、そうでなければ紛糾するのは必至。お店は資産をすべて処分して、賠償に充てるしかなくなるだろう。そうなれば、もはやお店は倒産を免れない。
どちらにしても、全体の被害額は途方もない金額になるだろう。
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