THEモンスターバトルほこたて打ち切り理由 (3)



11月19日放送、TBS毛列「THEモンスターバトル」






技術界の怪物が真剣勝負するTHEモンスターバトルが今夜放送。
5chでは、やらせ問題で打ち切りが決まったフジテレビ「ほこたて」のぱくりと話題になっている。



ほこたては、一般の人が参加し、ドキュメンタリー風の対決を行ったことで、企業などの評価にも関わる可能性があった。そういった意味では、THEモンスターバトルも同じであり、やらせ問題は自社の商品がどれだけ優秀かを、アピールする意味合いが強いので、虚偽でかつ、誇大広告にも相当する。




THEモンスターバトルは、ほこたて同様にやらせ問題はあるのか、5chの反応についてまとめてみた。




■目次

THEモンスターバトルとは
THEモンスターバトルほこたて問題
THEモンスターバトルほこたての違い

THEモンスターバトルとは




THEモンスターバトルとは、さまざまな技術界で難攻不落の評価を持つプライド高き怪物=モンスターが、その速さや力強さを駆使して相手を打ち負かしNo.1を勝ち取るかを競う究極のバトルバラエティ。勝ち抜いた怪物は“最強”の称号を獲得する。



第1の究極バトルは、高所から落とす薄いグラスを割らずに守れるのか! を競う「衝撃吸収バトル」。



挑むのは「発泡ウレタン」「ペリカンケース」「J1-BOX」と、どれも機能性に優れた衝撃吸収力が高い緩衝材モンスター! それぞれグラスを保護してクレーン車で地上60mから落とし、どれがグラスを割らずに守ったかをバトルする! さらに、これで勝負がつかない場合は、世界最速! 球速300キロのピッチングマシンから放たれるボールを受け止める衝撃吸収対決! 果たして最後まで割れずに耐えられるモンスターは?




第2の究極バトルは、前回その威力に一同が驚愕した“モンスター重機たち”による「障害物バトル」。


巨大な障害物が設置されたコースを舞台に、いかに早く障害物を破壊しゴールできるかを競う。参戦するのは、何でもぶった切る巨大カッターで挑む「ガジラカッター」、前回実力を発揮しながらも重機の前では歯が立たなかった「腕利き10人の解体職人」は、雪辱を果たすべく新たなメンバーで挑む! そして前回の覇者、自由自在の動きをするクモ型重機「スパイダー」が堂々参戦! 果たして破壊王となるのは一体どれだ?



第3の究極バトルは、どんなものでも一度くっついたら離さない衝撃の“接着モンスター”による「接着力バトル」。


家庭用接着剤の20倍の接着力を誇る「デナタイト」、1.8トンもの車を引っ張ることのできる「ジットタイガーテープ」、スイッチ1つで重い物を持ち上げることができる磁石「マグスイッチ」の3つで耐久力勝負! ルールはそれぞれの接着モンスターで、満杯まで水を入れると最大4.8トンにもなるコンテナと鉄板を接着し宙づりに。コンテナに水を入れていき、一番長く接着を保持していた物が決勝に進出できる。


勝ち残った2つで行われる決勝では、接着している鉄板の面積を小さくしていき、落ちずに残ったものが最強となる! 普段の生活ではなかなか知ることのない「接着力バトル」に勝つのはどれだ!



第4の究極バトルは、前代未聞!年代・性別を超えた「世代別リレーバトル」!
参加チームは、なんと、合計年齢は291歳という今もバリバリの現役アスリートたち「70代男性チーム」、陸上大会などで記録を持つ「50代女性チーム」、陸上経験者で未来のアスリートモンスターになるであろう「小6女子チーム」、ロンドンオリンピック2012の女子4×100mリレーに出場した市川華菜が街に繰り出し、見た目で“ガチスカウト”した「街女子スカウトチーム」の4つ。過去に類を見ないリレー対決の結果は果たして!?

 
公式サイト




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THEモンスターバトルほこたて問題



THEモンスターバトルほこたて打ち切り理由 (1)




フジテレビ「ほこたて」のやらせ問題は、ラジコンのプロ中のプロがやらせを告発したから発覚した。



やらせとされたスナイパーvsラジコン対決は、高速に動き回るラジコンを射撃のプロが狙撃出来るか?というもの。



放送では、ラジコンヘリ側が勝利しており、スナイパーは動きに追い付けず対決に敗北していた。


ラジコンを操縦者であった広坂さんは番組に出演する前からレース活動を引退されていたが、メーカーの広報としてラジコンを一般の方にアピールするための宣伝だという認識の人が多かった。



しかし、ラジコンカー中級者程度の方であれば、勝負に演出が入っていることは見れば簡単にやらせだと見破れる内容だった。



ガンマニア側から見ても、最初に対決した3Dヘリをライフルで撃ち落とせるか?という対決も、スナイパーがM4改造のライフルにショートスコープを搭載して来た。 ちなみに、ショートスコープというのは、視界が狭く、あの用に縦横無尽に動き回る物を狙うのには極めて適していない照準器。


ラジコンのような動きまわるターゲットには、空間に照準サークルが浮かび上がったように見えるホロサイトを選択するはず。

THEモンスターバトルほこたて打ち切り理由 (4)


つまり、この勝負は最初からスナイパー側が負けることがわかっていたほど不自然な装備だった。(サバゲ―の知識が多少あればすぐにわかる)


プロであれば選択するべきはずの道具を選択していない
ので、やらせと騒がれた。

これは5chによる推測だが、おそらく「ほこたて」番組スタッフが、リハーサルの段階で「これは番組にならない」と考え、ショートスコープを使わせたのだろう。



つまり、最初から勝敗が決まっていた「やらせ」だったことをネットで指摘されたので、番組が打ち切りに追い込まれた。



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THEモンスターバトルほこたての違い





ほこたてのやらせ問題は、制作会社を訴訟しようとする動きがあったので、「ほこたて」を番組終了する流れとなった。



実際問題、現場の制作会社は、やらせを積極的に行いたい意図は、もちろん無かったはず。 ただ、スポンサー関係などの問題もあってラジコン側を勝たせないといけなかった。



また、ほこたては、猿を釣り糸のようなものでラジコンにくくりつけて走らせた。これが、動物虐待ということもあって、様々な圧力もあっただろう。

THEモンスターバトルほこたて打ち切り理由 (2)



ほこたてだけではなく、番組のどんな対決もそれなりに演出がある。
程度の大小はあるもののどこの局、どの番組でも行われていること。問題なのは「ほこたて」だけではなく、何でも日本全国で放送される番組を作るキー局がこの体たらくに問題がある。



つまり、やらせは問題ではなく、「企業ありきで企画を組んでいる」から、スポンサーや企業に文句を言われたから打ち切りになっただけ。



例えば、日本テレビ『イッテQ』で催眠術を取り上げ、それがリアルか、ヤラセかで視聴者の間で議論が5chで行われたが、結局「面白かったからOK」という意見が多かった。



なので、たとえやらせでも、それを許容してもらえるかどうか。
『イッテQ』の催眠術は、「たとえヤラセでも面白いからOK」という扱いだったのに、「ほこたて」のヤラセは、たとえ「演出」のつもりでも、それをしたことで一部の人を不愉快にさせてしまった。


「やらせが悪い」という意味ではなく、そういう部分に気付けなかったスタッフの力量の問題だ。




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