
2月8日、一夫多妻制をしていた占い師の男が逮捕され、なぜ日本で一夫多妻制の生活が出来ていたのか?と5chで注目されている。
一夫多妻制は、日本で1度も認められたことはない。
江戸時代でも正室は1人であり、側室は愛人、というより妾のような存在だった。 明治から昭和まで日本の人口は増え続けていたから、一夫多妻制を日本では1度も認められたことはないのかもしれないが、なぜ一夫多妻制をこの占い師は出来たのか?事件の概要についてまとめてみた。
◆一夫多妻制男の占い師が逮捕

記事内容
事実上の一夫多妻生活を送っている元占い師の男らが、女性に性的暴行を加えようとした疑いで逮捕された事件で、ほかの女性からも被害の相談があったことがわかった。
8日に送検された渋谷博仁容疑者(74)と元妻の千秋容疑者(43)は2022年、自宅で10代の女性に性的暴行を加えようとした疑いが持たれている。
博仁容疑者らは、女性にUFO(未確認飛行物体)の映像を見せたうえで、「宇宙人に食べられる。回避するには性交するしかない」と話し、犯行に及んでいたが、ほかの女性からも同様の被害の相談があったことがわかった。
博仁容疑者は元妻ら9人と同居していて、警視庁は余罪を調べている。
FNNプライムオンライン
◆なぜ占い師は一夫多妻制を出来たのか?

10代女性を洗脳した占い師は、元妻8人らと計13人で一夫多妻制のような生活を送っていた。
つまり、日本では戸籍上としては許されていないが、多数の女性と子供を養える男性が「一夫多妻で暮らす」ことはなにも問題はない。そうなることを夢見て頑張る男性がいるのは事実であり、問題は女性の合意があったのかどうかだけ。
それは江戸時代に、一夫多妻制が認められていた上流階級のなかでも、子供ができずに取り潰される藩や武家が続出したことからもわかる。
結局、女性は男性が優秀な遺伝子だからその人と結婚するわけじゃ無く、「一生を養ってもらえる安心な環境にある」からその男性と一緒にいることを選ぶ。
今の成婚率高い有能な結婚相談所の多くは、男性に収入制限設けて女性には設けない所が多い。で、そう言う相談所は「女性の登録者」がかなりすごい。
お見合いパーティ開いた場合でも、参加者が女性ばっかりになって、男性が余りいないことで、パーティ不成立になりそうだから、電話で男性会員を無理やり呼び出して参加してもらう形になるそうだ。
つまり、多くの女性は年収が高くて優秀な男性を選ぶ。
一夫多妻制を認めると、その数が増えることを考えるのは恐ろしさしか無い。男性も女性の相手だけで1日が終わってしまうし、一夫多妻制にすれば、どちらかというと少子化はもっとひどくなる。
そういった理由で日本では認めていないのに、占い師は一夫多妻制を出来たということは、それだけの収入もあったということ。もちろん、洗脳し、犯罪を犯したことで逮捕されたのは事実だが、それだけ養える女性がいたことが一夫多妻制の生活を送れた要因だ。
◆一夫多妻制男・占い師の洗脳
報道を聞いた多くの人が「なぜ宇宙人に連れ去れる」というこんな理由で洗脳されたのか?疑問に持つ人は多いだろう。
洗脳というのは、本当に簡単にできてしまう。
洗脳と言うのを端的に言えば、自我を崩壊させて新しい価値観を植え込むこと。
誰もが知っている例をだすと、オウム真理教の洗脳。
成績優秀だった多くの人が、様々な悲劇的な要因によって自我が崩壊し、麻原の妄言をすんなり信じてしまった。
極めて軽薄に洗脳という言葉が使われているように、洗脳は簡単ですぐにできるもの。特に自我の崩壊しかかったものは簡単で、洗脳されないという強靭な精神を持っていた人でも、三日ほど閉じ込めると自我が崩壊するので、簡単に洗脳できる。
洗脳をたくらむ人は、あらゆるアプローチで、その人が持つ常識を上塗りしていく。
例えば、「実は日本政府は国民を騙して戦争しようとしてる」などの教団に都合が良い思想を確信的に断言する形で吹聴し続けたとして、最初はバカバカしいと聞き流しているものが、次第にテレビドラマのシーンのように傍観するようになっていく。
そして、没入するうちに主人公を自分の立場に置き換えていくようになり、少しずつ思想が刷り込まれていく。その様子が、既成の考え方を「脳から洗い落としているかのようだから」洗脳と呼ばれた。
人は心理的に多くの人が受け入れている価値観を取り入れる傾向がある。
自我を崩壊させるというよりも、心理的効果を用いて、その人の持つ社会常識を洗い落として教団の別の常識を塗り込む。
これは、何も特殊な方法ではない。
人が巧妙な嘘に騙され、結果として誤った正義心を振りかざして他者を排撃するのと全く同じ原理。 お人好し、親切、無知、無学、主観的な人ほど術中にはまりやすいで「自分は大丈夫」と思うのではなく、周りに相談することが抑止力になることを理解したほうがいい。
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