トルコ地震2023予言者 (3)


2023年2月6日に発生したトルコ地震2023が事前に予言されていた「地震雲」が5chで話題になっている。




トルコ地震2023の死者数は死者1万5千人超。

医者による死亡診断によって、はじめて死者とカウントされるので当然、確認出来ない限りは生死不明にしかならない。実際、東日本大震災から10年以上たった今でも行方不明が多くいる。


トルコの耐震基準は日本と同程度と報道されていたが、基準前の建物が多いとの事。要するに「耐震基準を満たしていない建物が多い」ので、基準を作っても、それを満たしていなければ意味がない。



しかし、事前に自身を予言できていたとしたら、対応できたのか?




今回は、トルコ地震2023予言者について5ch情報をまとめてみた。





◆トルコ地震2023予言者とは


記事内容


トルコで2023年2月6日に発生した大地震後、日本人の間で「地震雲」への関心が高まっている。トルコで1月中旬に目撃された、バラのような形の不可思議な雲は地震の予兆だったのではとの見方が一部であるためだ。



 
影響力のある都市伝説系ユーチューバーも2つの事象を結び付けて「地球では様々な異常現象が起きているのはほぼ間違いない」と主張するも、気象庁、日本地震学会は一様に地震雲の存在を否定する。



未曽有の事態に直面する中、日本人の間では「地震雲」と結び付けてトルコ大地震を語る人がSNSで複数見つかる。


トルコ西部ブルサ上空で1月19日、円形が重なった巨大な赤い雲が撮影され、世界中で「UFO(未確認飛行物体)のようだ」と話題になった。これが、地震の前触れだったのではないかとの見方が広がっている。

 
チャンネル登録者数約90万人の都市伝説系ユーチューバーは7日、以前にこの赤い雲などの自然現象を取り上げた際、「世界終焉へのカウントダウンが始まったかもしれません」と"予言"していたことから、「当たってほしくなかった」「(赤い雲は)地震雲とは関係がないといわれていますが、地球では様々な異常現象が起きているのはほぼ間違いない」と動画で警告した。



 


歌手のASKAさんも7日、「昨日から東京の空ではいくつも『地震雲』が現れてる」と不安をあおるようなツイートをしている。

 

トルコで見つかった雲は、複数の海外メディアによれば、「レンズ雲」と呼ばれる。標高の高い山がある地域で発生しやすく、NASA(アメリカ航空宇宙局)は「山や火山の近くで湿った空気が押し上げられたときに形成される」と解説している。


レンズ雲が見つかったトルコ西部ブルサは、震源地のガジアンテップ県から約950キロも離れている。東京都~山口県の距離に相当する。

 
なぜ、真っ赤な色だったのか。

米フォーブスは、日の出の時間帯に撮影されたためとしている。その時間は太陽が水平線より低くなる。光が通過する大気が多いため、青や紫のような波長の短い光は拡散する。そのため、可視光のうち波長の長い色(黄色、オレンジ、赤色)がより鮮明に見えるようになる。大気がほこりで汚れていると、オレンジや赤の色がより鮮やかになるという。


ビジネスメディアウォッチ





◆トルコ地震2023予言者の消された動画




トルコ地震2023予言者として5chで騒がれている「コヤッキースタジオ」とは、ネットで噂になっている都市伝説を紹介するユーチューブチャンネル。




実際に予言が的中した動画から、南海トラフ地震が起きるという予言の動画を紹介したり、まったく当たらない信憑性が全くないものまで紹介するチャンネルなので、けして「予言をする」チャンネルではない。




だが「コヤッキースタジオ」で2月8日に公開した動画「 当たってほしくなかったです。2月6日に起きたトルコ地震について話します。」で、トルコ地震2023の前兆があったことが紹介。



地震雲についてはまだ解明されておらず、あるともないとも言えない状況なのだが、「コヤッキースタジオ」では都市伝説を紹介するチャンネルなので、この画像が紹介されていた。



通常の気象条件でそのような雲ができるとは考えにくく、なんらかの特殊な要因があったのだろう。ちなみに、日本でも似たような雲が発生した翌日、起きたのは中越地震だったそうだ。







◆トルコ地震2023予言者はデマ?


トルコ地震2023予言者 (2)




まずは何が地震雲か?というのが科学的に証明がされていない。

まだ「こんな雲が地震雲だ!」という定説はないし、科学的に検証がされていない、机上の仮説。



なぜなら、実際に観測出来ていないから、それこそ地震と同じでいつ出るか予想が出来ていない。



例えば「誰かが前の晩に地震の夢を見ていた」としても、それは予知夢ではなく、たまたま地震の夢を見た時と地震の日が被ったってだけ。仮に奇妙な雲が現れておらず、大風が吹いていたら、大風の件で騒がれていた。それは当然、地震との関係性はなく、タイミングがたまたま被っただけ。




検証した結果でもそうだった。
今月、危ないかというと、トルコでああいう地震が起きると人間心理としては予言めいたものに思えるというのがあり、だから地震は起こらないのか、というと他の人も言っていたが「備えあれば憂いなし」なことにはかわらない。



まず、地震に限らず災害はいつでも起こると認識しておくべきだ。



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